観測された事実だけを、直感的に伝える。
90日先が予測できなかったのは、期間が長すぎたからでした。 そこで、期間を変えながら調べ直しました。
短いほどよく当たる
| 予測する期間 | 効き目 | 判定 |
|---|---|---|
| 12時間先 | +0.158 | ○ |
| 1日先 | +0.173 | ○ |
| 3日先 | +0.193 | ○ |
| 7日先 | +0.052 | ○ |
| 14日先 | +0.074 | ○ |
| 30日先 | +0.045 | × |
| 90日先 | -0.199 | × |
予測に使っていない2012〜2022年のデータによる結果。数値が大きいほど、よく当たっています。
はっきりした傾向が出ました。短い期間ほどよく当たり、長くなるほど当たらなくなります。 30日を超えると、もう何も言えません。
この形は、地震の性質から予想されるとおりのものです。 地震のあとの活発さは時間とともに急速に弱まるので、 短い期間ほど情報が濃く残ります。偶然でこの形になることは、まず考えられません。
事前に決めた基準で確かめた
この結果自体も、条件を変えながら探した結果です。 そこで、12時間先だけを検証対象として先に固定し、 予測に使っていないデータで一度だけ確かめました。
| 検証したもの | 12時間先の予測 |
|---|---|
| 使ったデータ | 2012〜2022年(一度も調整に使っていない) |
| 結果 | +0.158(合格基準を満たす) |
| 熊本地震の影響を除いた場合 | +0.061(それでも有効) |
ただし効き目は小さくなった
調整期間では+0.70という大きな値でしたが、検証期間では+0.16でした。4分の1です。
調整期間には2011年の東北地方太平洋沖地震が含まれており、 その巨大な余震活動が数値を押し上げていました。 実力を正しく表しているのは、検証期間の+0.16のほうです。
当たっているのは「前触れ」ではない
ここは誤解のないように書いておきます。
この予測が当てているのは、地震のあとには地震が続きやすいという性質です。 大きな地震の前に何か特別な兆候が現れる、というものではありません。 前触れは、探しましたが見つかりませんでした。
地震のあとに地震が続く性質は、気象庁も余震確率として発表している、 科学的に確立した現象です。それを全国で連続的に計算しているのが、この予測です。